2026-10-03
50代の目元整形、眉下リフトと下眼瞼形成を一緒に行うべきケースは?|新論峴駅 バイブ形成外科 ユ・ヨンムン院長
50代の目元の変化に合わせた眉下リフトと下眼瞼形成、前頬部リフトの組み合わせについて解説します。二重を保ちながら、たるみやふくらみを整える考え方を紹介します。

こんにちは。
バイブ形成外科のユ・ヨンムン院長です。
50代に入り、目元の周りが以前と変わったと感じる方が多くいらっしゃいます。
「二重はまだ大丈夫なのに、目が重たく見えます。」
「目の外側の皮膚が、どんどん下がってきている気がします。」
「目の下がふくらんで飛び出していて、影ができて見えます。」
「以前より疲れて見えるし、老けた印象になった気がします。」
このように、中年以降の目元の変化は、単に二重のラインの問題だけでは説明しきれません。
眉の位置、上まぶたの皮膚のたるみ、目の下の脂肪の突出、皮膚の弾力低下、前頬部の下垂などが同時に現れるためです。
実際、加齢が進むと眉やまぶたの位置が変わり、
目の下では脂肪が突出したり、中顔面の組織が下方へ移動したりすることで、
ティアトラフ(目の下の溝)と頬の境目が目立つようになることがあります。
そのため、50代の目元整形では、
目だけを見るのではなく、
眉から目の下、前頬部までを一つの領域として評価することが大切です。
50代女性の目元のたるみ、何が変わったのでしょうか?
今回の症例も、目元のたるみを改善するために来院された50代女性の方です。
術前の様子を見ると、二重のライン自体は比較的よく保たれています。
しかし、目の外側を中心に上まぶたの皮膚が下がっており、
目の下には脂肪がふくらんで突出しています。
このような場合、単に二重の手術をやり直すよりも、
① 眉下のたるみ
② 上まぶたの外側のたるみ
③ 目の下の脂肪の突出
④ 目の下の皮膚のたるみ
⑤ 前頬部の位置
①〜⑤をそれぞれ確認し、必要な部分を併せて修正することが、より自然な仕上がりにつながります。
① 眉下リフトは、こんな方に特に効果的です!
眉下リフトは、眉のすぐ下にあるたるんだ皮膚を切除して、上まぶたのたるみを改善する手術です。
特に重要なのは、二重のラインを新たに作る手術ではないという点です。
すでにある二重のラインが自然に保たれているものの、
上まぶたの皮膚、特に外側の皮膚がたるんでいる場合には、良い選択肢となることがあります。
次のような方に検討いただけます。
二重のラインが比較的よく保たれている場合
目の外側を中心に皮膚がたるんでいる場合
まぶたが重たく、窮屈な印象の場合
二重の手術をもう一度受けたくない場合
中年以降の目元の皮膚のたるみを改善したい場合
目元を大きく変えるより、今の目元を活かしながらすっきり整えたい場合
加齢によって眉が下がったり、まぶたの皮膚がゆるんだりすると、まぶた自体の問題だけでなく、
眉の位置によってまぶたの皮膚がより多く垂れ下がって見える現象も起こり得ます。
したがって、必ずしも二重の手術をやり直すことが正解とは限りません。
今の二重をできるだけ残しながら、
たるんだ皮膚だけを整えたい場合は、眉下リフトを検討できます。
眉下リフトの最大のメリットは?
私が考える最大のメリットは、「目の形を大きく変えずに、印象を整えられること」です。
中年層の目元整形で大切なのは、むやみに目を大きくすることではありません。
むしろ、もともとの自然な二重と目元の印象は残しつつ、
たるんだ皮膚を整え、
目の外側の重たさを改善し、
目元をすっきりとまとめ、
よりはっきりとして、穏やかな印象
を作ることが大切になるケースが多くあります。
特に「二重は気に入っているけれど、まぶたが下がって重たく見える」という方であれば、
満足度の高い手術になり得ます。
② 下眼瞼形成+前頬部リフト
目の上側だけでなく、目の下まで老化が進んでいる場合は、下眼瞼形成を一緒に検討することができます。
年齢を重ねると、目の下にはさまざまな変化が同時に現れることがあります。
代表的なものとしては「目の下の脂肪の突出+皮膚のたるみ+ティアトラフ+前頬部の下垂」などが挙げられます。
目の下の脂肪が突出すると、よく
「目の下の脂肪が飛び出した」
「目の下がふくらんでいる」
「クマがひどくなった」と感じるようになります。
また、中顔面の組織が下方へ移動することで、
目の下と頬の境目がより際立って見えることがあります。
したがって、目の下の脂肪だけを単純に取り除くよりも、
皮膚のたるみと脂肪の位置、目の下と前頬部のつながりまであわせて評価することが大切です。
下眼瞼形成にはどのような効果があるのでしょうか?
下眼瞼形成によって、
ふくらんで突出した目の下の脂肪を改善し、
たるんだ皮膚を整えて、より滑らかな目の下のラインを作ることが期待できます。
特に目の下の脂肪が強く突出している場合は、
目の下に強い影ができ、実際より疲れて老けて見えることがあります。
そのため、目の下の突出とたるみを改善すると、
「疲れて見える」→「ずっとすっきり見える」
という印象の変化が期待できます。
ただし、下眼瞼形成はすべてのクマを消す手術ではありません。
色素沈着や血管性のクマなどは別の原因によるものもあるため、
目の下の状態を正確に見分けることが大切です。
前頬部リフトを一緒に行う理由
50代の目の下の老化は、目の下だけで完結するものではありません。
目の下 → ティアトラフ → 前頬部
これは一続きの領域として変化していくためです。
目の下の脂肪が突出することで下側がくぼんで見え、
同時に前頬部が下がると、目の下と頬の境目がより目立つことがあります。
このとき、下眼瞼形成と前頬部リフトを同時に行うと、
単に目の下をすっきりさせるだけでなく、
目の下から前頬部へとつながるラインをより滑らかにつなげる効果
が期待できます。
つまり、目の下の「ふくらみ」を抑えるとともに、
前頬部の「たるみ」を改善して、より滑らかで自然な中顔面のラインを作ることが目的です。

術前(左)と術後(右)の開眼比較。左の目の下のふくらみが右ではなめらかに見えます。

同じ女性の別の開眼比較。左は目の下のふくらみが見られ、右は下まぶたが平らに見えます。

同じ女性の閉眼比較。術前(左)と術後(右)の上まぶたと目の下の様子です。
では、2つの手術を一緒に行うとよいのはどのような場合でしょうか?
今回の50代女性の方のように、
上側では、
二重のラインが比較的よく保たれており、
目の外側の皮膚が下がっていて、
まぶたが重く、窮屈に見え、
下側では、
目の下の脂肪がふくらんでおり、
目の下の皮膚がたるんでおり、
前頬部まで一緒に下がって見える場合
1. 眉下リフト + 2. 下眼瞼形成 & 前頬部リフトを一緒に検討することができます。
それぞれの手術が担当する領域は異なるため、単に
一つの手術ですべての加齢変化を解決しようとするよりも、
眉・まぶた・目の下・前頬部を全体的に評価して手術計画を立てることが大切です。
特に満足度が高い方には、次のような特徴があります。
① 二重はそのまま残したい方
「二重の手術は、もう一度受けたくないんです。」
このような方にとって、眉下リフトは良い選択肢になり得ます。
今の二重のラインをできる限り保ったまま、
たるんだ皮膚を整える方向でアプローチできるためです。
② 目の外側の皮膚が特に大きくたるんでいる方
正面から見ると、目頭側よりも目尻側の皮膚のたるみが目立つことがあります。
このような場合は、たるみの位置と程度を正確に評価し、適切な手術法を選ぶことが大切です。
③ 目の下の脂肪のせいで疲れて見える方
目の下がふくらんで突出し、影ができて、
「いつも疲れて見える」
「実年齢より老けて見える」
と言われることが多いなら、下眼瞼形成を検討することができます。
④ 目の下だけでなく前頬部までたるんでいる方
目の下の脂肪だけを改善しても、顔全体が大きく変わらない場合は、
前頬部のたるみも一緒にあるのではないかを確認する必要があります。
目の下と前頬部をあわせて改善することで、中顔面の印象がより自然に整うケースがあるためです。
大切なのは「手術をたくさん行うこと」ではありません!
中年層の目元整形で最も大切なのは、必要な手術をすべて行うことではなく、
今の顔で実際に何が問題なのかを正確に見つけ出すことです。
同じ50代でも、眉下のたるみが主な問題の方もいれば、
目の下の脂肪が主な問題の方もいます。
また、目の下と前頬部のたるみが同時に見られる方もいらっしゃいます。
したがって、眉の位置、二重のライン、上まぶたの皮膚の量、目の下の脂肪の突出度合い、皮膚の弾力、前頬部の位置などを
総合的に判断し、手術の範囲を決める必要があります。
50代の目元整形で、自然な若々しい印象を望むなら
50代以降の目元整形は、単に「目を大きくする手術」ではありません。
たるんだ部分は整え、必要な部分は引き上げ、足りない部分は補いながら、
もともとの自然な目元をできる限り活かすこと。
これが中年層の目元整形において大切な方向性だと考えています。
今回の症例のように、
眉下リフトで上まぶたの外側のたるみを改善し、
下眼瞼形成でふくらんだ目の下の脂肪とたるんだ皮膚を整え、
前頬部リフトで目の下から前頬部へつながるラインを改善すれば、
目元だけを個別に変えるのではなく、
顔の中心部がいっそうすっきりと整った印象に変わることが期待できます。
特に、
「二重は気に入っている。」
「目を大きくしたいわけではない。」
「でも、目元が下がって老けて見える。」
「目の下の脂肪のせいで疲れて見える。」
と感じている50代の方は、今の状態に合った中年層向けの目元整形の方法について、一度ご相談いただくのがおすすめです。
結局のところ大切なのは、自分に必要な手術が何かということです。
眉から目の下、前頬部まで全体的な加齢変化をあわせて分析し、
必要な部分だけを選んで修正することが、自然な中年層の目元整形の核心です。
よくある質問
眉下リフトはどのような場合に適していますか?
既存の二重ラインがよく保たれていて、目の外側の皮膚が主に下がっている場合に適しています。眉下のゆるんだ皮膚だけを切除するため、二重のラインを新たに作ることなく、本来の目元を保ちながらまぶたの重たさを効果的に改善できます。
下眼瞼形成と前頬部リフトを一緒に行う理由は何ですか?
目の下の老化が、ティアトラフを経て前頬部までつながって現れるためです。目の下の脂肪と皮膚のたるみを改善すると同時に、下がった前頬部を引き上げることで、目の下と頬の境目がなめらかにつながり、より自然で滑らかな中顔面のラインが期待できます。
眉下リフトと下眼瞼形成を同時に検討すべき方はどのような方ですか?
上まぶたの外側のたるみ、目の下の脂肪の突出、前頬部のたるみが同時に見られる方です。上側は二重を保ちながらたるんだ皮膚を整え、下側はふくらんだ脂肪とゆるんだ皮膚を整えることで、目元全体の老化のサインをバランスよく改善できます。
下眼瞼の手術を受ければ、クマは完全に消えますか?
いいえ、すべてのクマが完全に消えるわけではありません。下眼瞼形成は、突出した脂肪による影のタイプのクマは改善できますが、色素沈着や血管性の原因によるクマは手術だけでは解決しないため、正確な原因の診断が必要です。
中年層の目元整形では、二重の手術を必ずやり直す必要がありますか?
いいえ、必ずしも二重の手術をやり直す必要はありません。既存の二重ラインが良好であれば、眉下リフトによってたるんだ皮膚だけを取り除くほうが、不自然な印象の変化を避け、もともとの自然な目元を守るうえでより効果的な場合があります。